スタッドレスタイヤの寿命はどれぐらいなの?
タイヤには寿命があり、スタッドレスタイヤは夏タイヤ以上に寿命がシビアです。
スタッドレスタイヤの寿命は、タイヤ残り溝だけなく、ゴムの柔らかさ、使用年数も重要になります。
- タイヤの寿命はどれぐらいなの?
- タイヤの寿命の確認方法は?
- 持ちの良いメーカーは?
ここでは、スタッドレスタイヤの寿命の疑問に答えます。
目次
スタッドレスタイヤの寿命
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スタッドレスタイヤの交換の目安は3年と言われます。
タイヤは消耗品で、寿命があります。
使用開始した時から性能が低下し、走行すると減ります。
タイヤのゴムは、年数が経てば経つほど劣化し、ゴムが硬くなります。
ゴムが減ったり、硬くなると性能が低下していきますので、定期的な交換が必要です。
スタッドレスタイヤの寿命を判断するには3つの項目があります。
タイヤの残り溝
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タイヤには、スリップサインと呼ばれるマークがあります。
スリップサインは、タイヤの使用限度を表すマークです。
このマークが出てしまうと、タイヤは使用することができず、車検も通らないため残り溝の確認が必要です。
![](https://xn--zckarq4a8q.net/wp-content/uploads/2020/07/shutterstock_209851918.jpg)
スタッドレスタイヤには、スタッドレスとして使用できる溝の確認をするためのプラットホームがあります。
スタッドレスタイヤとして使用するときは、プラットホームが重要で、プラットホームが露出するとスタッドレスとして使用できません。
プラットホームは、スタッドレスタイヤの交換時期を判断する一つの目安です。
タイヤの走行距離
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タイヤの走行距離は、タイヤの残り溝と同じ大きく関わります。
タイヤは走行すればするほど減り、溝がなくなります。
目安の走行距離は、10000-20000キロです。
注意点として、スタッドレスは雪道よりも乾燥路面や高速道路を走行すれば、摩耗が早まります。
あまり雪が降らない地域だと乾燥路を多く走ることになり、減りが早まり寿命は短くなります。
タイヤの硬度
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スタッドレスタイヤの場合は、タイヤの硬度も重要になります。
硬度は、タイヤの硬さのことで、氷の路面や雪の路面ではタイヤの柔らかさが大事。
柔らかいゴムが凍った路面に密着して、氷った路面でも止まります。
ゴムが硬くなると密着が弱くなり、滑りやすくなります。
スタッドレスタイヤの交換の目安は3年です。
3年以上使うにはどうすればいいの?
![](https://xn--zckarq4a8q.net/wp-content/uploads/2021/06/20030.jpg)
スタッドレスの目安は3年と言われることが多いですが、3年超えたからNGというわけではありません。
十分な性能を発揮できる目安が3年で、使用条件によって変わります。
逆に、走行距離が多い方は、3年もたない場合もあります。
タイヤの残り溝がなくなってしまったら、使用年数は関係なく交換が必要。
タイヤの残り溝は、重要です。
タイヤは最大どれぐらい使えるの?
スタッドレスの目安は3年と言われますが、それ以上使いたい場合はどれぐらい使えるのでしょう。
スタッドレスとして使用する場合は、溝があることとゴムの硬度が重要です。
タイヤの使用は、最大でも10年が限度です。
年数の確認方法はこちらの記事
⇒ スタッドレスタイヤの製造年週・セリアルの見方
タイヤの偏摩耗に注意
![](https://xn--zckarq4a8q.net/wp-content/uploads/2021/07/IMG_1924.jpg)
偏摩耗によって、接地が均一でなくなり、氷上性能が低下するケースもあります。
タイヤの両サイドが激しく減ったり、中央部分が減ったりすることもあります。
タイヤの偏摩耗を防ぐために、空気圧の管理も重要です。
持ちの良いメーカーは?
![ブリヂストン](https://xn--zckarq4a8q.net/wp-content/uploads/2020/10/shutterstock_1513548014.jpg)
スタッドレスタイヤは、ゴムの柔らかさが重要です。
持ちがいいと言われるメーカーは、ブリヂストンのブリザックです。
年数が経っても、ゴムが柔らかさをキープできます。
ただ、柔らかいため、減りは早いかもしれません。
距離はあまり走らない方で、長く使いたい方に有利です。
逆に、タイヤの減りが遅いのはミシュランです。
![](https://xn--zckarq4a8q.net/wp-content/uploads/2021/07/bmw-3439099_640-1.jpg)
ミシュランは減りにくい印象で、減りを気にする方にはいいかもしれません。
ただし、スタッドレスのモデルによって異なることもあるので、あくまで参考データです。
氷上性能の評価が高いメーカーは?
![ブリザック](https://xn--zckarq4a8q.net/wp-content/uploads/2021/06/IMG_9337.jpg)
評価が高いと言われるのは、ブリヂストンのブリザックシリーズです。
スタッドレスタイヤの性能差が出やすいのが、「氷上性能」の部分。
タイヤと氷の上の水膜を除去することで、氷上性能を発揮できます。
ブリヂストンの発泡ゴムは水膜除去に優れ、評価も高いスタッドレスタイヤです。
雪国での装着率が高いことでも有名です。
BLIZZAKは、北海道・北東北主要5都市での装着率No.1スタッドレスタイヤです。
現在、最新モデルのブリザックVRX3が登場しています。
まとめ
タイヤは使用開始した時から、性能は低下していきます。
タイヤは消耗品なので、走行すれば減り、ゴムは年数が経てば、劣化して硬くなります。
そのため、スリップサインが出たり、硬度が硬くなったり、年数が経ったらタイヤの交換が必要です。
スタッドレスタイヤの交換の目安は3年と言われます。
適正に保管されたタイヤは、3年は同等の性能を発揮できることが確認されています。
ただし、メーカーによって差はあり、安い輸入タイヤなどは当てはまらない場合があります。
また、走行距離の多い方は、年数ではなく、残溝をチェックして、交換時期を判断する方がいいです。
スタッドレスタイヤは、メーカーにより特徴があり、性能差があるので、信頼できるメーカーのタイヤを購入するのがおすすめです。
スタッドレスタイヤの口コミ・感想
■ ブリヂストン
⇒ ブリヂストン ブリザックVRX
⇒ ブリヂストン ブリザックVRX2
⇒ ブリヂストン ブリザックVRX3
■ ダンロップ
⇒ ダンロップ WINTER MAXX02
⇒ ダンロップ WINTER MAXX03
⇒ ダンロップ WINTER MAXX SJ8
■ ヨコハマ
⇒ ヨコハマ IG50プラス
⇒ ヨコハマ IG60
⇒ ヨコハマ IG70
⇒ iceGUARD SUV G075
⇒ ファルケンESPIA W-ACE
⇒ グッドイヤー アイスナビ7
⇒ ミシュラン X-ICE SNOW
⇒ イエローハットのアイスフロンテージ(ice frontage)
今回は、「スタッドレスタイヤの寿命」を調べました。
スタッドレスタイヤ購入時の参考になればと思います。
雪道の運転は気をつけてくださいね。
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