ピレリのスタッドレス「アイスアシンメトリコ」の感想。

ピレリのスタッドレスタイヤが、「ICE ASIMMETRICO」アイスアシンメトリコ」

アイスアシンメトリコは、2014年に発売されたスタッドレスタイヤです。

  • ピレリのアイスアシンメトリコはどんなタイヤなの?
  • 特徴や性能はどんな感じなの?
  • 使用した感想はどうだったの?

ピレリのアイスアシンメトリコを購入して、1年間走行したのでその感想などを書きます。

アイスアシンメトリコ

アイスアシンメトリコ

アイスアシンメトリコは、ピレリのスタッドレスタイヤ。

軽自動車サイズからコンパクトカー、SUV系まで豊富なサイズがあります。

展開しているサイズは、13~18インチまで。

アイスアシンメトリコの特徴は、「アイス路面でのトラクションとハンドリング」です。

今までのピレリのスタッドレスタイヤの中でも、アイス路面を重視しています。

アイスアシンメトリコは、アジア向けに考えられ日本での開発テストも行われています。

日本の雪も考えられて作られたスタッドレスです。
 

購入したタイヤの製造は、日本ではありません。

タイヤに書かれていた製造国は中国でした。

 ※ピレリは、中国のタイヤメーカーに買収されています。

アイスアシンメトリコの特徴

アウトサイド

タイヤの名前のアシンメトリコには「非対称」という意味があります。

その名の通りに「アイスアシンメトリコ」は非対称パターンを採用しています。

タイヤ側面には、インサイドとアウトサイドの記載がありました。

非対称にすることで、車のタイヤの接地が良くなっています。
 

また、タイヤ側面には、3つのロゴマークがありました。

マーク

マークから判断すると、燃費、エコ、音が静かというような意味だと思います。

アイスアシンメトリコは、いくつかの特徴をもったスタッドレスタイヤです。

タイヤパターン

ピレリのパターン

スタッドレスタイヤを上から見ると、このようなタイヤパターンになっています。

ブロックにも工夫がされていて、立体的な溝になっています。
 
縦に3つの溝が入り、水はけが良さそうな印象。

特に、真ん中の溝は太さがありました。

口コミや装着例

レクサスUXに装着している方もいます。

SUV向けでサイズバリエーションがあるので、装着できる車は多いです。

RAV4に装着した方は、乗り心地がマイルドになったという声もあります。

アイスアシンメトリコの乗り心地は良さそうです。

雪道を走行した方の口コミでは、効きもよかったという声があります。

アイスアシンメトリコの感想

タイヤパターン

今回、購入したスタッドレスのサイズは、155/65R14の軽自動車用です。

アイスアシンメトリコは、ゴムが硬めの印象です。

その前は、ブリザックを装着していましたが、アイスアシンメトリコに交換後はタイヤが硬く感じました。
 

アイスアシンメトリコは、通常路面でのハンドリングは良く、スタッドレス独特のグネグネ感は感じませんでした。

タイヤのヨレは少ないので、高速道路を走行してもフラつきは少なめで、安定しています。
 

雪道を運転した感想は、アイスバーン、凍った路面では少し物足りないです。

以前のタイヤ(ブリザック)よりもグリップ感は少なめでした。
 

ただ、今回購入したタイヤは、製造年が2年前のタイヤでゴムが硬めなのかもしれません。

そのため、激安価格で安く購入できました。
 

装着した車は4WDのため、車の挙動はそれほど乱れませんでしたが、やや不安を感じました。
 (もしかしたら、年数による劣化は早いのかもしれません)

 
直線での加速や減速は安定していて、圧雪路面では特に問題を感じませんした。
 
凍った路面を多く走行する方は注意した方がいいかもしれません。

まとめ

タイヤサイズ

アイスアシンメトリコを購入した時の価格は、他のタイヤと比べても非常に安かったです。
 
2年前の製造ということもありましたが、価格重視で購入。
 

ピレリは、知名度があり、全く知らないメーカーを買うよりも安心感があるので購入しました。
 
車が4WDということもあり、それほど問題は感じませんでした。

ただ、氷上性能はブリヂストンのブリザックVRX2に比べると、やや滑る印象です。

価格のメリットが大きいので、価格重視の方は、ピレリのアイスアシンメトリコの選択はありかもしれません。
 

現在は、ICE ASIMMETRICO PLUS(アイス・アシンメトリコ プラス)が発売されています。

旧タイプのアイス・アシンメトリコを進化させています。

タイヤは非対称パターンで、コンパウンドは新開発のデュラブルソフトコンパウンドを採用。

アイスアシンメトリコ同様に、トータルバランスにすぐれ、価格設定も安めのスタッドレスタイヤです。
 
また、2022年には、アイス ゼロ アシンメトリコが販売されています。
アイス ゼロ アシンメトリコ
 

■他のスタッドレスタイヤの口コミ
 
ブリヂストン(BS)

ブリヂストンのスタッドレスタイヤと言えばBLIZZAK(ブリザック)です。

BLIZZAKは、国内シェアNo1の装着率を誇るスタッドレスタイヤです。
⇒ ブリヂストン ブリザックVRX2の感想・レビュー
 

ヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)

横浜ゴム株式会社のブランドがヨコハマタイヤです。

国内3位のシェアのタイヤメーカーです。

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、ice GUARDシリーズです。

⇒ ヨコハマのスタッドレス「アイスガード6 IG60」
 

ダンロップ(DUNLOP)

ダンロップタイヤは、日本の住友ゴム工業です。

ダンロップのスタッドレスタイヤは、ウインターマックスです。
⇒ ダンロップのスタッドレスWINTER MAX02

 
⇒ イエローハットのアイスフロンテージ(ice frontage)
 
⇒ ノキアンタイヤのハッカペリタR3

 

今回は、ピレリのスタッドレスタイヤ「アイスアシンメトリコ」を調べました。

スタッドレスタイヤ購入時の参考にしてください。