ブリザックVRX2は、ブリヂストンの乗用車用スタッドレスタイヤです。
日本の大手タイヤメーカーブリヂストンのスタッドレスが「ブリザックシリーズ」
そのブリザックシリーズのプレミアムモデルが「ブリザックVRX2」です。
「ブリザックVRX2は、一体どんなタイヤなの?」
ブリザックVRX2を使用した感想を書いていきます。
ブリザックVRX2

「BLIZZAK VRX2」は、世界的にも有名なブリヂストンのスタッドレスタイヤです。
「ブリザック」は、超がつくほど有名なスタッドレスタイヤブランド。

1988年に作られ、現在も続いている歴史のあるブランド。
前作のブリザックVRXも評判がよかったですが、さらに上のプレミアムタイヤがブリザックVRX2です。
ブリザックVRX2の特徴・ポイント

ブリザックVRX2には、いくつかの特徴があります。
- アクティブ発泡ゴム2
- 非対称パターン
- Wシェイプブロック
ブリヂストンの技術が入っていて、旧モデルよりも進化しています。
VRXとの対比で大きく向上しているのは以下の3つです。
・「氷上ブレーキ10%短縮」
・「摩耗ライフ22%向上」
・「静粛性向上(騒音エネルギー31%低減)」
<氷上ブレーキ>
進化した発泡ゴム「アクティブ発泡ゴム2」で氷路面でのブレーキ性能を向上
「発泡ゴム」は、ゴム内の気泡と太い水路で、すべりの原因となる氷上の「水膜」を取り除き、除水後の氷路面で高いグリップ力を発揮。
従来品よりもトレッドゴムの粘りを高め、ブレーキ性能も向上させています。
<摩耗ライフ>
パターンの進化で装着初期から氷路面におけるブレーキ性能を向上。
「アクティブ発泡ゴム2」で実現した氷路面におけるグリップ力を最大限に活かすため、「非対称パタン」を採用し、路面とゴムの接地面積を最大化。
トレッドパタンの剛性を高め、「Wシェイプブロック」を採用することでブロックの倒れこみを抑制。
<静粛性向上>
「非対称パターン」+「アクティブ発泡ゴム2」の組み合わせで静粛性と摩耗ライフも向上。
溝・サイプをさまざまな角度で配置し、「アクティブ発泡ゴム2」のミクロの気泡と水路がもつ吸音機能を組み合わせ、静粛性を向上。
ブロック剛性を高めて走行時の変形を抑制し、従来品対比摩耗ライフを22%向上。
ブリザックVRX2の感想・レビュー

実際にブリザックVRX2を装着して走行してみました。
タイヤは、純正サイズを装着。(夏タイヤと冬タイヤは同じサイズ。)
乗った感覚としては、昔のスタッドレスのように、スタッドレスには着替えた感が少ない。
昔は、スタッドレス特有のウネウネ感を感じたが、最近のタイヤは、夏タイヤとフィーリングの変化が少ない。
これは、タイヤの剛性が上がっている証拠だろう。
そして、雪道でない道路のフィーリングもいい。
ロードノイズが少なくなっていることも影響しているかも知れない。
昔のスタッドレスタイヤは、ロードノイズが大きかったが、それほど気にならないレベル。
(現在でも、アジアンタイヤではうるさいタイヤがある)
カタログでは、氷上ブレーキ性能が良くなっている。
実際、ツルツルのアイスバーンを走行していないので、はっきりその性能を伝えることは出来ないが、雪上でのグリップ力を考えると、アイスバーンでもブレーキ制動はよさそうだ。
降雪時の路面でも、ハンドリングはよく、思った通りに走れている。
もちろん、オーバースピードや急のつく動作は厳禁だが、タイヤのグリップの限界は高い。
持ちに関しては、もともと評判がいいが、VRX2になりさらに長持ちになっていようだ。
一番、感じたのは、思ったよりタイヤが固い感じがした。
ゴムが柔らかく、フワフワした感じになるかと思ったが、思った以上に固めだった。
これは、タイヤの剛性、ブロックのよれが少ないためだと思う。
タイヤのブロックの倒れこみ抑制など、タイヤの剛性アップ、作りがしっかりしている。
最新の技術を使用したブリザックVRX2のフィーリングを味わってみてはいかがでしょうか?
メジャーのタイヤとしてブリザックVRXも販売しています。
価格重視の方はブリザックVRXの選択もいいかもしれません。
⇒ ブリザックVRXの感想
ブリザックVRX2は、雪道を走る割合が高い方にはおすすめのタイヤです。
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