スタッドレスタイヤをネット通販で買うのは難しそう。
タイヤやホイールサイズがあり、どれが装着できるかどうかわからない・・・
購入する時は、いろいろな不安があるかもしれませんが心配無用。
ここでは、ネット通販でスタッドレスタイヤを簡単に購入する方法を紹介します。
目次
ネットで購入するメリット
ネットでスタッドレス購入するのは、メリットが数多くあります。
- 購入に行く手間が省ける
- 価格の比較ができる。
- 好きな商品をゆっくり選べる
- もって帰らなくていい(自宅に届く)
ネット購入の一番の魅力は、価格が安いこと。
インターネット上で価格の安いショップを探し、簡単に価格比較を行うことができます。
ネット通販では、「店頭に行かなくていい」・「持ち帰りしなくていい」・「価格比較が簡単にできる」と3つの大きなメリットがあります。
しかし、中には「どのサイズのタイヤが自分の車に装着できるのかわからない」といった不安もあるかもしれません。
実際に楽天でスタッドレスタイヤのホイールセットを購入した経験から、ネット通販でスタッドレスタイヤを購入する際のポイントを解説します。
ホイールセットの購入方法
ホイールセットの購入は、自分のクルマの「車種」「型式」「年式」「グレード」「タイヤサイズ」のデータが必要です。
まず重要なのが、車種・型式・年式です。
「型式」「年式」は、車検証を見ると書かれています。
型式と書かれている部分が車両型式です。
車検証は、軽自動車と普通自動車では、若干、書き方が異なっていますが、基本的には同じです。
車種、型式、年式が分かると、ある程度装着できるタイヤ・ホイールサイズが分かります。
タイヤサイズ
タイヤサイズは、クルマのタイヤの側面に記載されています。
タイヤのサイド部分に書かれている数字がサイズです。
この場合は14インチのタイヤです。R14が14インチという意味になります。
155はタイヤ幅。65は扁平率です。
75Sは、荷重指数と速度記号です。
(ここは選ぶタイヤサイズにより変わるので155/65R14の部分が重要です。)
ドアの表示ラベルにも、純正のタイヤサイズが記載されています。
上記のドア表示は、2パターンのタイヤがあります。
・145/80R13
・155/65R14
ドアの表示は、グレード、オプションでサイズが複数ある場合があります。
基本的には、現在の車のタイヤサイズを確認するのがいいです。
スタッドレスタイヤ購入では、純正のサイズのホイールセットを購入することが多いので、純正のタイヤサイズは重要です。
ホイールサイズ
ホイールサイズについて専門的な面もありますが、難しく考える必要はありません。
車種・型式・年式が分かれば、ある程度絞り込むことができます。
ホイールに関連する数値は以下のようなものです。
例:プリウス30系
- 型式:DAA-ZVW30
- 年式:2009年5月~
- タイヤサイズ:195/65R15
- ホイールサイズ:15×6J
- ホール数:5穴
- PCD:100
- インセット:45
※当サイトでは、このような感じでサイズ表記しています。
それぞれの数字も紹介していきます。
ホイール幅
ホイールには幅があり、数値で表されています。
15×6J
この場合は、15インチでホイール幅が6Jということになります。
1Jは、25.4mm
特に計算は必要なく、純正と同じサイズを選べば問題ありません。
ホイール幅は、ぴったり同じでなくても装着できますので、適合車種表示を参考にするといいです。
(例:純正が5.5Jでも6Jのホイールを装着できることがあります。)
ホール数
ホール数は、ホイールの穴の数です。
軽自動車は、ほぼ4穴です。
車のホイールナットの数を確認してください。
- 4つの場合:4穴、4H
- 5つの場合:5穴、5H
- 6つの場合:6穴、6H
この数字は必ず同じでなければ装着できません。
※ 4穴の車は4穴のホイールになり、ホール数とPCDは必ず一致させる必要があります。
PCD
PCD(ピーシーディ)は、ホイールの中心部のナットの幅を指します。
一般的に、PCDには主に3つのパターンがあります。
たとえば、PCD:100とは、ナットの間の距離が100mmであることを意味します。
インセット
インセット(オフセット)は、ホイールの位置を示し、数値によって内側に入ったり外側に出たりします。
インセットは車種によって違います。
インセットは、ホイールの裏側などに小さく書かれていることがありますが、クルマにより決まっています。
ホイールの幅を純正と同じにして、インセットの数字と同じか、近いホイールを選べば装着できる可能性が高いです。
ただし、この数値選びを間違えるとタイヤがはみ出したり干渉したりする可能性があるため、注意が必要です。
「はみ出し」と「干渉」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、ネット購入の場合は商品のページに適合車種が記載されているため、自分の車がリストに含まれているか確認することで簡単に分かります。難しく考えなくても大丈夫です。
当サイトでは、車種データーとセット価格をまとめていますので、活用してください。
ホイールナット選び
最後に忘れてはいけないのが、ホイールナットです。
クルマによりホイールナットが必要になるケースがあり、ナットを別途購入する必要があります。
基本的に、トヨタ車で純正ホイールを履いている車やホンダ車は、「社外品ナット」が必要になります。
トヨタ・ホンダ純正ホイールを装着している方は忘れずにナットも購入してください。
ナットにもサイズがあり、おもに4パターンです。
- HEX21/M12×1.5 (トヨタ・ミツビシ・ダイハツ・マツダ)
- HEX19/M12×1.5 (ホンダ)
- HEX21/M12×1.25 (日産)
- HEX19/M12×1.25 (スバル・スズキ)
ナットはメーカーごとにある程度決まっていますので、メーカーを確認して選んでください。
例:トヨタ86とスバルBRZ スズキ「MRワゴン」と日産「モコ」など
【ホイールナットの選び方】
⇒ トヨタ車
⇒ 日産車
⇒ ホンダ車
⇒ 三菱車
⇒ スズキ車
⇒ スバル車
ホイールナットのサイズはメーカーによって異なるので注意してください。
購入の流れ
ネット通販での購入は車種名、タイヤサイズを元に絞っていくのがいいです。
車種、型式、サイズを入力して、購入したいタイヤメーカーのスタッドレスセットを選択していきます。
スタッドレスのメーカーはいくつかありますので、性能、使用条件、価格などトータルで判断するのがいいです。
ブランドネーム、性能でみるとブリヂストン製品の人気は高いので、迷った方はブリヂストンのブリザックシリーズを選ぶのも一つの手です。
⇒ ブリザックVRX2の感想
ホイールセットは購入した後に、車に取り付ける作業が必要です。
自分でできる方は、自分で脱着するといいですが、できない方は、ガソリンスタンドやカーショップなどで取り付けてもらうのが良いです。
タイヤ交換サービス
スタッドレスの購入だけでなく、取り付けもネットで予約できるサービスもあります。
料金も決まっているので、トータル金額を確認しやすく、安く購入できることもあります。
そのようなサービスを使用すると、購入後の取り付けの心配なく行え、最近ではタイヤ交換サービスも増えています。
まとめ
ネット通販でスタッドレスタイヤを購入するハードルは下がり、購入しやすくなっています。
最近はネット通販でも、購入時にフォームなどの記載を行い、車検証のデーターを使用して、取り付けの適合確認をしてくれるところが多いです。
そのため、購入が簡単に行え、スタッドレスタイヤをネットで購入しやすいです。
購入する時は、以下の手順で探して行くといいです。
- タイヤサイズを決める(純正サイズを参考)
- スタッドレスの銘柄を選択
- ホイールサイズを決める(純正サイズを参考)
- ホイールセットの適合をチェック
- ナットを選択(必要な場合)
購入できるセットは、車種、型式、年式、タイヤサイズである程度判断できます。
軽自動車に関しては、多くの車で共有できるホイールセットが多いです。
車によってはインチダウンできるものもありますが、マッチングの確認が必要になる場合もあるので注意してください。
ネットでの購入は、車種が分かれば、ある程度絞られますので、車種、年式、型式をもとに調べてみてみてください。
当サイトでは、車種ごとの情報を掲載していますので、参考にしていただければと思います。
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