<トヨタ車用のナットの選び方>
スタッドレスタイヤに交換する際に、ナットの交換が必要になります。
トヨタ車で純正のホイールを装着している車は、社外品のホイールを装着する際には別途ナットが必要になります。
このようなナットが必要です。

ホイールのテーパー面(ナットとホイールの当たる部分)が純正ホイールと社外品のホイールでは違い、ナットの形状も違います。
そのため、社外品ホイールのスタッドレスセットを購入した際には、ナットを購入する必要があります。
ナットの形状に関して
純正ホイールは、純正のナットを使用しないと装着できません。
純正のナットを社外品のホイールに使用することもできません。
トヨタ純正ナットの形状(平面座タイプ)
スタッドレスタイヤのセットを購入した際には、社外品のナット(テーパーナット)も購入しなければいけません。
取付けナットには、60°テーパー座・球面座・平面座などの種類があります。
社外品ホイールに使用するのは60度テーパータイプです。
トヨタ純正ホイールは、平面座タイプです。
ナットの個数
個数にも注意が必要です。
トヨタ車では、ホイールのホール数が3種類あります。
- 4H(4穴)
- 5H(5穴)
- 6H(6穴)
ホイールのナットの数も変わります。
1台分のナット数は、
4Hは、4×4=16個
5Hは、5×4=20個
6Hは、6×4=24個
個数を間違えないように注意してください。
ナットのサイズに関して
ナットにはネジピッチ・サイズ・HEXがあります。
トヨタ車:21HEX
トヨタ車のネジピッチ・サイズはM12×1.5というサイズ。
ネジピッチサイズが違うと装着できません。
無理にはめ込むと、ボルトやナットを損傷しますので注意してください。
ネジピッチ・サイズは、カーメーカーにより違います。
(例)
- 日産:M12×1.25 21HEX
- ホンダ:M12×1.5 19HEX
- スバル:M12×1.25 19HEX
ただし、注意点として、86はトヨタでもM12×1.5ではありません。
M12×1.25になります。
これは、ベースがスバルのため、ボルトナットもスバルサイズのM12×1.25となっています。
中にはこのようなクルマもありますので、注意が必要ですが、基本的にはM12×1.5となります。
(当サイトでは、ナットサイズも表示しておりますので、参考にしてください)
ホイールナットの種類
社外品ナットには2種類あります。
- 袋ナット
- 貫通ナット
ホイールの形状によりどちらを使用するかが変わってきますが、最近では、袋ナットを使用するパターンが多いです。
また、袋ナットでもショートタイプと呼ばれる長さの短いものもあります。

ショートタイプは、軽自動車などで使われることが多いです。
ホイールナットの素材
素材についても少しだけ触れておきます。
ナットの素材は、以下のようなタイプがあります。
- スチール
- ジュラルミン
- クロモリなど
通常使用するのはスチールタイプです。
スタッドレスタイヤ用の場合は、スチールで十分。
(純正ナットも素材はスチールです)
強度があり価格も安いのが特徴です。
ジュラルミンやチタンは軽量でカラフルでファッション性もありますが、価格は高いためスタッドレスにはあまり向きません。
クロモリタイプは強度があり、レース・ラリーなどで使われますが、価格はスチールより高くなります。
そのため、スタッドレスタイヤの場合はスチールナットが良いです。
袋ナット最安値価格
袋ナットは、ネット通販で購入可能です。
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いかがでしたか?
今回は、トヨタ車用のホイールナットの選び方を書きました。
ナット選びの参考にして下さい。
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