スタッドレスタイヤをお得に購入するためには、どのような方法があるのだろう……
- 安く購入するにはどうしたらいいの?
- インチダウンすることで費用を節約できるの?
- どのメーカーのタイヤが安いの?
ここでは、タイヤショップで働いた経験をもとにスタッドレスを安く買う方法を紹介します。
目次
スタッドレスタイヤを安く購入する方法

スタッドレスタイヤを安く購入したい時には、5つのポイントがあります。
- 早期購入する
- セール時に購入する
- インチダウンして購入する
- 型落ち品を購入する
- 安いメーカーのタイヤを購入する
5つのポイントを知っていると、スタッドレスタイヤを安く購入できる可能性が上がります。
ここでは、スタッドレスタイヤを安く購入する方法を具体的に紹介します。
早期購入

スタッドレスタイヤをお得に購入する最適な時期は、なんといってもシーズン前の早期購入です。
特に、初夏から9月ごろにかけて、価格が下がる傾向にあります。
実際、7月から9月にかけて新しいスタッドレスタイヤのモデルが発売されることが一般的です。
その前に販売されていた在庫商品は、モデルチェンジ前の商品として安くなっていることがあります。
早い時期に購入すると、お得な特価品や掘り出し物を見つけることができる可能性が高まります。
ただし、シーズン終了間際には在庫処分価格で販売されることもありますが、次のシーズンまで保管する必要があるため、あまりおすすめできません。
ネットショップのセール時に購入

タイヤの価格は通販サイトが一般的に安く、セール時にはさらにお得になることがあります。
ネットショップでは、定期的にセールが行われており、お得な価格で購入するチャンスがあります。
また、セール以外でも、ネット通販のポイント還元などを活用することで、さらに割引価格で購入できます。
安く購入したい場合は、セールやポイントバックキャンペーンを積極的に利用するのがベスト。
ネット通販なら、価格の比較も簡単に行えるため、お得な商品を探すことが容易です。
自分がよく使っているサイトやポイントを貯めているサイトを選ぶと良いです。
スタッドレスタイヤをお得に購入したい方は、ネットのセールやポイントアップキャンペーンを利用するのがおすすめです。
スタッドレスタイヤの購入の流れはこちらの記事
インチダウンして購入

スタッドレスは、インチダウンする方も多いです。
ホイールサイズを小さくすることをインチダウンといいます。
(例)16インチ ⇨ 15インチ
インチダウンが可能な車であれば、インチダウンをすることで価格を抑えることが可能です。
インチダウンには、デメリットもあります。
- 小さく見えて見た目が良くない
- 乗心地が柔らかい感じになる
- 高速の安定性が下がる
ホイールサイズが小さくなり、タイヤの幅が狭くなり、厚みも出るので、見た目はイマイチ。
タイヤの厚みが増え、乗り心地はフワフワした感じになるので、高速の安定性は下がります。
その分、雪のわだちは走りやすくなります。
インチダウンが可能な車であれば、インチダウンをすることで価格を抑えることも可能で、サイズによっては数万円違うこともあります。
<ライズの価格比較の例>
ヨコハマ・アイスガードIG60の価格比較(2021年)
・16インチの最安値価格:92,300円
・15インチの最安値価格:79,981円
インチダウンした方が安くなりますが、車によって異なるので、トータルで判断してください。
型落ち品を購入

型落ち品や製造年の古いタイヤも安く購入できます。
スタッドレスタイヤのサイド部分には、製造年(セリアル)が記載されています。
上の画像に書かれている数字の最後2桁が製造年表示です。
最後の2桁が11なので、上記のタイヤは2011年34週目の製造です。
ただし、年数が経ちすぎているとタイヤの性能が低下している場合もありますので、注意が必要です。
購入前に性能や状態を慎重に判断してください。
製造年のより詳しい確認方法はこちらの記事
安いメーカーのタイヤを購入
スタッドレスタイヤは、さまざまなメーカーが販売していて、メーカー、ブランドによって価格が違います。
【国内メーカーの例】
- ブリヂストンタイヤ
- ヨコハマタイヤ
- ダンロップタイヤ
- トーヨータイヤ
国内メーカーでは、トーヨータイヤが安めで、旧品のスタッドレスも安めです。
日本国内メーカー以外に、海外のタイヤメーカーのスタッドレスタイヤもあり、アジアで作られたアジアンタイヤも多いです。
【アジアンタイヤの例】
- ナンカン(台湾)
- ケンダ(台湾)
- HIFLY(中国)
価格が安いのはアジアンタイヤで、中には国内メーカーの半額で買えるようなタイヤもあります。
スタッドレスタイヤが安い店は?

スタッドレスタイヤを購入できる店は、以下のような場所があります。
- カー用品店
- タイヤ専門店
- カーディーラー
- ネット通販
- メルカリ・ヤフオク!
カー用品店、タイヤ専門の店頭ではなく、ネット通販を利用する方が増えています。
最安値を比較すると、店頭よりもネット通販の方が安かったです。
カー用品店、タイヤ専門店は、オートバックス、ジェームス、イエローハット、タイヤ館などがあります。
最近では、スタッドレスタイヤのネット通販が一般的になりつつあり、取付予約まで行えるサービスもあります。
⇒ タイヤの交換作業まで予約できるTIREHOOD
中古品を買う

新品にこだわらない場合、中古品を購入するという手段もあります。
中古品は通常新品よりも安く購入できることが多く、状態によって価格が異なるため、非常にお得な商品が見つかることもあります。
ただし、中古品を選ぶ際には注意が必要。
中古品の購入前に、商品の画像や商品説明を注意深く確認し、商品の状態を見極める必要があります。
また、タイヤの摩耗具合や製造年なども確認してください。
メルカリやヤフオク!などの個人間取引や、ネット通販でも中古のスタッドレスタイヤを購入することができます。
シーズンオフの時期に購入すると、通常のシーズン時よりも安く手に入れることができることが多いです。
中古品を購入する際は、メルカリやヤフオク!などの個人間取引の価格をチェックすると良いですが、新品のホイールセットの価格も比較するのがおすすめ。
意外と新品価格との差が少ない場合もあるため、比較していい商品を購入してください。。
購入からタイヤ取付までの流れ

ホイールセットで購入した場合は、最終的に車への取り付けが必要です。
- タイヤサイズを決める(純正サイズを参考)
- スタッドレスの銘柄を選択
- ホイールサイズを決める(純正サイズを参考)
- ホイールセットの適合をチェック
- ナットを選択
ホイールセットを購入したら、脱着作業が必要です。
自分で交換する方は、届いた商品を装着します。
自分で取り付けできない方は、カー用品店やガソリンスタンドなどで脱着してください。
4×4やSUV車などは割増になることもありますので注意してください。
脱着作業の料金が安めのお店を探すといいです。
まとめ

スタッドレスタイヤを安く購入するなら、シーズン前が買い時です。
シーズン前の方が、在庫が豊富で、安いタイヤが見つかることがあります。
価格はネット通販の方が安めで、ホイントなども考慮するとさらに安く購入可能。
価格が安いのは、海外製のスタッドレスタイヤです。
スタッドレスはゴムの柔らかさが重要で、信頼できるメーカーを選ぶことで、コスパにつながります。
スタッドレスタイヤ選びは悩みますが、使用条件、タイヤ性能、価格を考えてトータルで判断してください。
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