「アイスガード7(iG70)は一体どんなタイヤなのか?」
「装着した感想はどうだったのか?」
「アイスガード7はどんな人におすすめなのか?」
スタッドレスタイヤ選びで悩んでいる方に向けて、ヨコハマタイヤの最新スタッドレスタイヤ「アイスガード7(iG70)」について詳しく解説します。
ヨコハマタイヤのアイスガード7の感想やレビューも紹介します。
目次
アイスガード7(iG70)とは?
アイスガード7(iG70)は、ヨコハマタイヤが2021年8月に発売した乗用車用スタッドレスタイヤです。
前モデルの「アイスガード6(iG60)」の性能を大幅に向上させ、氷上性能と雪上性能を重視したタイヤとなっています。
- アイスガード6(iG60):高い評価を受けた前モデル
- アイスガード7(iG70):氷上性能をさらに強化した最新モデル
※iceGUARDの頭文字を取って、IG60、IG70と呼ばれることもあります。
ここでは、アイスガード7(IG70)について書いています。
ウルトラ吸水ゴムで氷上性能をアップ
アイスガード7最大の特徴は、新素材の「ウルトラ吸水ゴム」を採用していることです。
このゴムは氷の表面にできる水膜を効果的に吸収し、タイヤと路面の密着性を高めます。
その結果、氷上でのブレーキ性能が大幅に向上しています。
ウルトラ吸水ゴムを使用し、凍結路面の上の水膜を除去して、氷上性能をアップしています。
氷上でのブレーキング性能は、アイスガード6に比べて、大きく向上しているデータもありました。
アイスガード7のサイズは?
アイスガード7(iG70)のサイズは、89サイズあります。(2021年8月現在)
20インチから13インチまでサイズがあり、軽自動車からコンパクト、セダン、ミニバンなど多くの車に対応しています。
国産車の多くのタイヤサイズをカバーしています。
アイスガード6 iG60との対比
カタログ値でも氷上性能が大きく向上しているのが特徴。
アイスガード7(iG70)には、いくつかの特徴がありますが、アイスガード6 iG60との対比で大きく向上しているのは以下の3つです。
- 氷上制動を14%向上
- 雪上制動を3%向上
- 時間が経ってもゴムが硬くなりにくい
アイスガード7の永く効く性能は、アイスガード6と同様で、ゴムが硬くなりにくく、摩擦も抑えられています。
非対称パターンで性能向上
アイスガード7のタイヤを見た感じでは、アイスガード6と似ていて、IN側や中央部分のタイヤパターンは似ていました。
接地面積とブロック剛性をアップし、性能の向上を図っています。
最近では、スタッドレスタイヤでも非対称パターンの採用が多く、ブリヂストンのブリザックVRX3やダンロップのWM03も非対称を採用。
非対称の方が氷上性能を上げるのに有利のようで、スタッドレスの性能を高めています。
非対称パターンで、回転方向性はなく、ローテーション時も有利です。
トレッドパターンの違い
アイスガード7には、2つのパターンがあります。
タイヤ幅235以上は、パターンNo.「IG70A」を採用し、トレッドパターンは異なります。
幅の太いタイヤもパターンを変えて、性能を向上させています。
カタログ値では、氷上ブレーキ性能が良くなっています。
近年、他のメーカーの氷上性能も向上していることもあり、氷上性能に力を入れたように感じます。
タイヤの持ちは、サイプを太くし、減ってきても、サイプの大きさがあり、吸水もできて氷上性能にも貢献。
アイスガード7は、氷上と雪上性能をアップしたプレミアムタイヤです。
アイスガード7(IG70)の口コミ
アイスガード7の口コミは、良い口コミと悪い口コミがあります。
良い口コミ・悪い口コミどちらも見つけられますが、良い口コミが多いです。
アイスガード7(IG70)の悪い口コミ
アイスガード7は、悪いという口コミは少なめですが、悪い口コミもあります。
その中でも挙げられるのは、以下の部分です。
まずは悪い口コミから確認していきます。
価格が高い
スタッドレスの溝があんまり無かった😂今シーズンで終わりかな😅
VRX3とアイスガード7がほぼ同価格。
ピレリ安いし、新製品気になる🛞 pic.twitter.com/swrPT6YzfU— あっきー (@taaaa0905) November 27, 2022
アイスガード7は、やや価格が高いという口コミもあります。
ヨコハマタイヤの中でも、プレミアムの位置付けなので、価格は高めで、ブリザックVRX3と変わらないという声もありました。
価格を重視する方は、アイスガード6を検討するといいかもしれません。
アイスガード7(IG70)の良い口コミ
アイスガード7(IG70)の良い口コミを厳選してまとめました。
SNSやネットなどでは、性能が高く、良い、満足したという声が多いです。
その中でも、良いという声が多かったのは以下の3つの部分です。
氷上の性能が良い
長野原町からずっと凍結路で、こんなにガッツリ凍ってるところを走るのは初めてだからビビり散らかしていたけど、ヒヤリ事案なく無事ついてよかった😭アイスガード7頼もしすぎる😭
— シーナ (@MusclebrainC7) December 17, 2021
アイスガード7(IG70)の良い口コミは、氷上の性能が良いという口コミです。
アイスガード7(IG70)は、凍った路面でも優れたグリップと制動力があり、口コミで高評価を得ています。
特に、氷上路面での性能が高いと言われています。
静かなタイヤ
4年履いたウィンターマックスから
アイスガード7に新調しました!
まだ雪道走ってないからスタッドレス
本来の性能は体感できてないけど
今はとにかく静粛性に驚く😮 pic.twitter.com/ArbSq4MUiV— 悠介 (@k_tky0128) November 26, 2021
アイスガード7(IG70)の良い口コミは、静かという口コミです。
乾燥した路面でも静かという声が多くありました。
アイスガード6よりも静かになっているという声が見られます。
ノイズは、やや高めのようですが、車の防音性によっても感じ方異なります。
雪上性能が良い
アイスガード7試しに山登り
四駆だから殆ど滑らんし
雪深いとこも進むからヨシ pic.twitter.com/RkAUcIk6TG— きょー (@kyoupn) December 26, 2021
アイスガード7(IG70)の良い口コミは、雪上性能が良いです。
氷上性能も高い口コミが多いですが、雪上性能が良いという口コミも多いです。
冬の路面全般に対応できるバランスのいいタイヤと言えます。
アイスガード7がおすすめの人は?
アイスガード7(iG70)がおすすめな人は以下のような方です。
- ヨコハマタイヤが好きな方
- 新製品がいい方
- 氷上性能を重視している方
- アイスガード6を装着して買い替えしたい方
- シャーベット性能を重視する方
ヨコハマタイヤは、走り好きな方にファンが多いです。
ヨコハマのスタッドレスタイヤを指名買いする方も多いです。
タイヤの歴史もあり、アイスガードシリーズも進化しているので、最新の性能を体験したい方におすすめです。
ヨコハマの新製品アイスガード7(iG70)のフィーリングを味わってみてはいかがでしょうか?
アイスガード7(iG70)とアイスガード6(iG60)の両方販売されています。
価格重視の方はアイスガード6 iG60の選択もいいかもしれません。
⇒ アイスガード6 iG60の感想
アイスガード7の価格
アイスガード6(ice GUARD iG60)も継続販売されており、アイスガード7 iG70はアイスガード6よりも高めの価格設定になっています。
アイスガード7は、希望小売価格、定価はなく、オープンプライスのため、価格は店舗によって異なります。
また、サイズによって価格が変わり、一般的には扁平率の低いタイヤ、インチ数の大きいタイヤの方が高いです。
販売価格を比較すると、ネット通販の方が安めでした。
※195/65R15の参考価格
ネット通販で195/65R15の最安値価格を比較したらこのような結果でした。
- アイスガード7 IG70:¥17,077
- アイスガード6 IG60:¥9,525
※2021年10月の価格比較です。タイヤ1本の税込価格
価格重視の方は、アイスガード6 IG60の方がいいです。
アイスガード7 iG70の感想
実際に、アイスガード7を装着している車に乗ってみました。
通常の降雪路面では、雪をとらえて、しっかりグリップしている感じがあります。
アイスガード6の良さも引き継ぎ、安定感があるスタッドレスタイヤです。
氷上性能を上げたい方や雪道の走行が多い方は、アイスガード7の選択が良さそうです。
アイスガード7は、氷雪路面でも安定感があり、圧雪路面もしっかりグリップしていました。
まとめ
アイスガード7(iG70)は、ヨコハマタイヤが誇る最新のスタッドレスタイヤで、氷上性能と雪上性能を大幅に向上させています。
特に、凍結路面でのブレーキ性能を重視する方には最適な選択と言えるでしょう。
価格はやや高めですが、その性能と安心感を考慮すると、満足度の高いタイヤです。
冬道での安全性を最優先に考える方は、ぜひアイスガード7を検討してみてください。