【スタッドレスタイヤの製造年の確認方法】セリアルの見方は?場所はどこ?

「スタッドレスタイヤの製造年の確認方法を知っていますか?」

タイヤには製造年と製造された週が記載されたセリアルがあります。

  • どうやってタイヤの製造年を確認すればいいの?
  • タイヤの製造した時期の見方は?
  • セリアルはどこに書かれているの?

 
ここでは、スタッドレスタイヤの製造年の確認方法を紹介します。

スタッドレスタイヤの製造年の確認方法

スタッドレスタイヤには、製造年が記載されています。

タイヤの製造年は、セリアルと呼ばれる英文字と数字の組み合わせで表記されています。

このセリアルを確認することで、タイヤの製造年を知ることができます。

タイヤのセリアル

セリアル

セリアルと呼ばれるタイヤの製造番号がタイヤに記載されています。

タイヤのセリアルを確認して、タイヤの製造年を把握することは、タイヤの安全性と性能を評価する際に重要な情報。

セリアルには、製造年週が記載され、タイヤの側面に数字と記号で表示されています。

タイヤの側面に書かれている英数字がセリアルで、この数字からタイヤの作られた時期を確認できます。

セリアルが記載されている場所

タイヤのセリアル

セリアルは、タイヤの側面に表記されています。

確認するには、タイヤの側面を見て4桁の数字を探します。

セリアルは、小さめに書かれているので、よく見ないと分かりにくいので注意してください。

セリアルは通常、タイヤの側面に刻印または印字されています。セリアルはタイヤメーカーやモデルによって表示方法が異なることがあります。

まずは、タイヤの側面を確認してください。

タイヤの側面には、いくつかの数字、記号が書かれています。

タイヤの側面に書かれているもの

  • メーカー名
  • タイヤの商品名
  • タイヤサイズ表示(偏平率、速度記号、 ロードインデックス(LI))
  • セリアル(製造年週)
  • スリップサインの位置
  • 製造国
  • チューブレス表記

その表記の一つに、「セリアル(製造年週)」があります。

セリアルの見方

タイヤ製造番号は、基本的に国内メーカのタイヤで同じような記載があり、セリアルは、このような4桁の数字で書かれています。

上記のタイヤには「JDA3411」と記載されていました。

数字4桁の部分3411が製造年と製造週の表示です。

その前にある英数字は、メーカーの設計コードです。

製造週の確認方法

最初の34という数字は、製造年週です。

その年の第1日曜から始まる週を「第1週」=「01」として数えられています。

34なので34週目に作られたタイヤということです。

34×7=238日 計算すると8月ごろ

製造週は、1年なので1~53までの数字です。

製造年の確認方法

タイヤの製造年は、数字の最後の部分です。

11なのでは、2011年製造です。

西暦の下2桁を表示します。1999年までは下一ケタを表示しています。

(例)
13の場合:2013年
18の場合:2018年
21の場合:2021年
 

今回の画像のタイヤは、3411なので「2011年の34週目」に作られたタイヤです。

2011年の34週目は、計算すると2011年の8月頃です。
 
(セリアル表示の例)

例えば、上記のタイヤの場合は、2014年24週目に作られたタイヤです。

タイヤ側面のセリアルから製造年を確認できます。

スタッドレスタイヤの製造年を確認する目的

タイヤの硬度

スタッドレスタイヤの製造年を確認することは、安全性と性能を保つために非常に重要です。

なぜなら、タイヤの製造年はタイヤの寿命や品質に大きな影響を与えるからです。

特に中古のタイヤを購入する場合や、古くなったタイヤを交換する際には、製造年を確認することをおすすめします。

タイヤの経年劣化

タイヤは経年劣化によって性能が低下します。

タイヤはゴムが使われ、ゴム部分は時間と共に硬くなり、グリップ力が低下しやすくなります。

特に、スタッドレスタイヤは、ゴムの硬さと性能は大きく関係するため重要。

製造年を確認することで、タイヤが何年前に生産されたかを知ることができるので、経年劣化を判断する一つになります。

、新鮮なタイヤを選ぶことができます。新しいタイヤはより優れた制動性やハンドリングを提供し、冬季の安全運転に不可欠です。

タイヤの寿命年数

タイヤの製造年数は、タイヤの寿命を判断する一つの目安になります。

スタッドレスタイヤは走行距離や条件などによって違いますが、3~5年が使用の目安。

製造年だけでなく、残り溝にも注意が必要です。

残り溝が減ってプラットホームが出ているとスタッドレスタイヤとしては使用はできません。

また、タイヤは基本的に10年以上前に製造されたものは使わない方が良いです。

ゴムが劣化して、ひび割れなども進行している可能性があり、バーストにつながる危険性もあります。

タイヤの製造年を確認することで、どれぐらい前に作られたタイヤなのかを知ることができ、タイヤ交換の目安になります。

まとめ

タイヤのサイド

タイヤには、製造時期を確認できるセリアルが記載されています。

セリアルの最後の2桁で製造年を確認できます。

タイヤの作られた時期を知るには、セリアルを確認してください。

セリアルは、小さく記載されているものもあるので、注意してください。

タイヤのセリアルを確認して、タイヤの製造年を把握することは、タイヤの安全性と性能を評価する際に重要な情報です。

中古のタイヤを購入する場合や、古くなったタイヤを交換する際には、製造年を確認することをおすすめします。

製造年をチェックしてみて、製造年が古い時は交換を考えた方がいいかもしれません。
 

タイヤの寿命はこちらの記事を参考にしてください。

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2016年10月24日

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