ヨコハマのアイスガード7 iG70の感想は?どんな人におすすめ?

アイスガード7は、ヨコハマの乗用車用スタッドレスタイヤです。

2021年に新製品の「アイスガード7(iG70)」が発売されました。

  • アイスガード7(iG70)は、一体どんなタイヤなの?
  • 装着した感想はどうだった?
  • どんな人におすすめなの?

ここでは、ヨコハマタイヤのアイスガード7 iG70の感想を書いていきます。

アイスガード7(iG70)

アイスガード7

iceGUARD(アイスガード)は、ヨコハマタイヤのスタッドレスです。

ヨコハマの乗用車用のスタッドレスは、現在2つの種類があります。

  • アイスガード6 IG60
  • アイスガード7 IG70

※iceGUARDの頭文字を取って、IG60、IG70と呼ばれることもあります。
 
アイスガード6(IG60)は2017年9月に販売し、2021年にアイスガード7(IG70)が登場。

アイスガード7(iG70)は、2021年8月に発売しました。

前作のアイスガード6(iG60)の評判もよかったですが、そのタイヤの性能を越えるのがアイスガード7(iG70)です。
 
アイスガード7は、氷上性能と雪上性能を合わせ持ったタイヤ。

専用のコンパウンド(ゴム)を使用し、吸水性能をアップしているのが特徴です。

ウルトラ吸水ゴムで氷上性能をアップ

アイスガード7

アイスガード7iG70は、新規素材の「ウルトラ吸水ゴム」を使用。

アイスガード7(iG70)の一番の特徴は、タイヤのゴムです。

ウルトラ吸水ゴムを使用し、凍結路面の上の水膜を除去して、氷上性能をアップしています。

氷の上で滑る原因になる水膜をウルトラ吸水ゴムで吸水し、滑りにくくしています。

氷上でのブレーキング性能は、アイスガード6に比べて、大きく向上しているデータもありました。

アイスガード7のサイズは?

アイスガード7(iG70)のサイズは、89サイズあります。(2021年8月現在)

20インチから13インチまでサイズがあり、軽自動車からコンパクト、セダン、ミニバンなど多くの車に対応しています。

国産車の多くのタイヤサイズをカバーしています。

アイスガード6 iG60との対比

アイスガード6

カタログ値でも氷上性能が大きく向上しているのが特徴。

アイスガード7(iG70)には、いくつかの特徴がありますが、アイスガード6 iG60との対比で大きく向上しているのは以下の3つです。

  • 氷上制動を14%向上
  • 雪上制動を3%向上
  • 時間が経ってもゴムが硬くなりにくい

 
アイスガード7の永く効く性能は、アイスガード6と同様で、ゴムが硬くなりにくく、摩擦も抑えられています。

アイスガード7(iG70)の一番の特徴は、氷上性能です。

非対称パターンで性能向上

IG70

アイスガード7のタイヤを見た感じでは、アイスガード6と似ていて、IN側や中央部分のタイヤパターンは似ていました。

アイスガード7(iG70)は、IN側とOUT側があり、非対称パターンを採用しています。

接地面積とブロック剛性をアップし、性能の向上を図っています。

最近では、スタッドレスタイヤでも非対称パターンの採用が多く、ブリヂストンのブリザックVRX3やダンロップのWM03も非対称を採用。

非対称の方が氷上性能を上げるのに有利のようで、スタッドレスの性能を高めています。

非対称パターンで、回転方向性はなく、ローテーション時も有利です。

トレッドパターンの違い

アイスガード7には、2つのパターンがあります。

アイスガード7(iG70)のタイヤパターンは、タイヤ断面幅235以上のサイズは異なったパターンになっています。

タイヤ幅235以上は、パターンNo.「IG70A」を採用し、トレッドパターンは異なります。

幅の太いタイヤもパターンを変えて、性能を向上させています。

雪道

カタログ値では、氷上ブレーキ性能が良くなっています。

近年、他のメーカーの氷上性能も向上していることもあり、氷上性能に力を入れたように感じます。
 

タイヤの持ちは、サイプを太くし、減ってきても、サイプの大きさがあり、吸水もできて氷上性能にも貢献。

アイスガード7は、氷上と雪上性能をアップしたプレミアムタイヤです。

アイスガードがおすすめの人は?

運転

アイスガード7(iG70)がおすすめな人は以下のような方です。

  • ヨコハマタイヤが好きな方
  • 新製品がいい方
  • 氷上性能を重視している方
  • アイスガード6を装着して買い替えしたい方
  • シャーベット性能を重視する方

 
ヨコハマタイヤは、走り好きな方にファンが多いです。

歴史もあり、アイスガードシリーズも進化しているので、最新の性能を体験したい方におすすめです。
 
ヨコハマの新製品アイスガード7(iG70)のフィーリングを味わってみてはいかがでしょうか?
 

アイスガード7(iG70)とアイスガード6(iG60)の両方販売されています。

価格重視の方はアイスガード6 iG60の選択もいいかもしれません。
⇒ アイスガード6 iG60の感想

アイスガード7の価格

アイスガード6(ice GUARD iG60)も継続販売されており、アイスガード7 iG70はアイスガード6よりも高めの価格設定になっています。

アイスガード7は、希望小売価格、定価はなく、オープンプライスのため、価格は店舗によって異なります。

また、サイズによって価格が変わり、一般的には扁平率の低いタイヤ、インチ数の大きいタイヤの方が高いです。

販売価格を比較すると、ネット通販の方が安めでした。
 
※195/65R15の参考価格

ネット通販で195/65R15の最安値価格を比較したらこのような結果でした。

  • アイスガード7 IG70:¥17,077
  • アイスガード6 IG60:¥9,525

 
※2021年10月の価格比較です。タイヤ1本の税込価格
 
価格重視の方は、アイスガード6 IG60の方がいいです。

アイスガード7 iG70の感想・レビュー

アイスガード7は、2021年に発売されたばかりでレビューは少なめ。

通常の降雪路面では、雪をとらえて、しっかりグリップしている感じがあります。

アイスガード6の良さも引き継ぎ、安定感があるスタッドレスタイヤ。
 
乗った感じでは、アイスガード6と比較して、アイスガード7がスバ抜けて優れているという感じではないです。

氷上性能を上げたい方や雪道の走行が多い方は、アイスガード7の選択が良さそうです。

アイスガード7は、氷雪路面でも安定感があり、圧雪路面もしっかりグリップしていました。

まとめ

アイスガード7(IG70)は、2021年8月に発売したヨコハマのスタッドレスタイヤです。

アイスガード7は、国内メーカーのヨコハマの最新作。

安定感の高いスタッドレスで評判もいいです。
 
特に、アイスガード6よりもサイプが太く、磨耗しても太いサイプが出てきて、氷上性能を安定させています

氷上性能を重視する方は、アイスガード7(iG70)の購入を検討してみてはいかがでしょうか。