TOYOの新製品スタッドレスOBSERVE GIZ2【感想や価格と注意点】

『トーヨーのスタッドレスタイヤ OBSERVE GIZ2を知っていますか?』
 
GIZ2は、TOYO TIRES(トーヨータイヤ)が作ったスタッドレスタイヤです。

  • OBSERVE GIZ2は、どんなタイヤなの?
  • スタッドレスの性能はどうなの?
  • GIZ2の感想はどんな感じなの?

ここでは、トーヨータイヤの新製品のスタッドレス『OBSERVE GIZ2』を紹介します。

OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)

OBSERVE GARIT GIZ2(オブザーブ・ガリットギズ)は、トーヨータイヤのスタッドレスタイヤです。
 
トーヨータイヤの乗用車用スタッドレスは、以下のようなモデルがあります。

  • GARIT 4
  • GARIT 5:2009年発売
  • GARIT GIZ:2014年発売
  • OBSERVE GIZ2:2020年発売

 
※トーヨータイヤのスタッドレスには、SUV、4×4、バンタイプなどのスタッドレスがあります。
 
OBSERVE GARIT GIZ2は、2020年に新たに発売されたスタッドレスタイヤです。

この新作OBSERVE GIZ2では、以前のモデルであった「GARIT」の名前が取り除かれ、新たに「OBSERVE GIZ2」という名前に変更されています。

OBSERVE GIZ2はどんなタイヤ?

OBSERVE GIZ2は、3つの特徴があります。

  • NEO吸水カーボニックセル
  • クルミの殻を配合
  • 3連ブロックの非対称パターン

 
■NEO吸水カーボニックセルでアイス性能アップ

OBSERVE GIZ2は、2020年発売で、カタログなどで見ると、氷上性能を向上させています。

アイス性能は旧製品の「OBSERVE GARIT GIZに比べて8%向上。

旋回ハイドロプレーにング性についても4%向上。

OBSERVE GIZ2は、アイス性能に重要な吸着力や吸水力にフォーカスし、新素材の「持続性密着ゲル」を使用。

氷表面の水の吸水を「NEO吸水カーボニックセル」によって行い、アイス性能アップを狙っています。
 

■クルミの殻を配合し氷上性能に貢献

トーヨータイヤの特徴は、クルミの殻が入っていることです。

今までのスタッドレスタイヤにも使われてきた、トーヨーの独自技術のクルミ。

OBSERVE GIZ2にも、今までと同じようにクルミの殻が入っており、氷をひっかく効果も期待できそうです。
 

■3連ブロックの非対称パターンで性能アップ

OBSERVE GIZ2のタイヤパターンは、3連ブロックを備えた非対称パターン。

インアウト指定のトレッドパターンです。

OBSERVE GIZ2は、タイヤの回転方向指定はありません。

ショルダー部の形状も変わり、タイヤのヨレの対策もされ、トレッドの接地も向上。

ブロック剛性がアップして、高速道路を走行する時の安定感にもつながります。
 
アイス、スノー両方の性能アップが期待できそうです。

OBSERVE GIZ2の口コミ

OBSERVE GIZ2は、いい口コミが多いです。

実際に装着している方の口コミもあります。

坂道でもしっかりグリップして登り切れたという口コミもあり、スノー性能が高い印象です。

凍結路面の性能は、やや不安があるという口コミもあります。

滑り出しは分かりやすいようなので、コントロールしやすいのかもしれません。

凍った路面では、急な操作を避けて、安全なスピードで走行するのがいいです。

OBSERVE GIZ2の感想

OBSERVE GIZ2を装着した車に乗りましたが、違和感を感じず、自然な感じです。

タイヤの音がうるさい、乗り心地が悪いといった感じはありませんでした。

夏タイヤから交換すると、柔らかい乗り心地です。
 
圧雪路を走行しましたが、ハンドリング、グリップなども問題は感じませんでした。

アイスバーンでの走行はしていませんが、国内メーカーなので、信頼感は高いと感じます。

氷上性能もアップしていて、吸水効果も高そうなので、アイス性能も向上してそうです。
 
過去にTOYOのスタッドレスタイヤを使っていたこともありますが、経年劣化は少し不安。

スタッドレス自体が年数がたつと、性能低下しやすい印象があります。

年数を使用した時のグリップ低下、タイヤが硬いような感じがしました。
 
※OBSERVE GIZ2は、経年劣化、ライフ性能もよくなっている可能性があります。
 
他の方の感想では、アイスバーンでは、ブリザックより滑るという声もありますが、GIZ2は価格が安めなので、トータルで判断するといいです。

OBSERVE GIZ2の注意点

OBSERVE GIZ2は、非対称パターンです。

外側と内側で役割が違い、タイヤサイド部に「OUTSIDE」「INSIDE」の刻印があります。

組み付け時は、ホイール外側(表側)と、タイヤの「OUTSIDE」がそろうようにホイールに組み付けします(カーショップなど)

OBSERVE GIZ2には、タイヤには回転方向がありませんので、装着時は、左右が関係なく装着できます。

雪道

どのスタッドレスタイヤでも同じですが雪道は滑ります。

雪道・凍結路面の走行は、スピードを抑えて、急な動作を避けることが重要です。

特に、氷雪路面は十分注意して走行してください。

OBSERVE GIZ2の価格・金額

梱包

OBSERVE GIZ2のサイズは、13インチから18インチまであります。

145/80R13の軽自動車サイズから、245/40R18といった大口径サイズまでラインアップ。
 
175/65R14、185/60R15、195/65R15、215/60R16といった定番サイズの設定があるので、多くの車に対応しています。

OBSERVE GIZ2の価格はオープンプライス。

OBSERVE GIZ2は、定価の設定はありません。
 
GARIT GIZも継続販売されているため、価格は、GARIT GIZより高いです。

トーヨー(Toyo) OBSERVE GIZ2 175/65R14 82Q

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【価格比較(175/65R14)】

  • OBSERVE GIZ2 参考価格:¥10,000
  • GARIT GIZ 参考価格:¥6,900

 
氷上性能が向上し、持ちもアップしているOBSERVE GIZ2。

旧品よりも性能が向上しているので、OBSERVE GIZ2を選ぶのもいいのではないでしょうか?
 

今回は、「トーヨーのスタッドレスタイヤ OBSERVE GIZ2」を調べました。

スタッドレスタイヤ購入時の参考にしてください。